コミックVケットに参加してきました

はじめに

夏と言えば夏コミ! と言いたいところですが、残念ながら今年はコロナの影響で中止となってしまいました。しかし、代わりにという分けではないのですが今年はVR上での同人即売会であるコミックVケットがありましたので、そちらに参加してきました!

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コミックVケットってなに?

コミックVケットは株式会社HIKKYが運営するVR上での同人即売会です。VRChatのイメージが強いですがClusterやSTYLYでも参加可能でした。

この会社は元々、VKET/バーチャルマーケットというVRで使うアバターなどの即売会をVR上でやるというイベントを運営している会社で、そちらはすでに4回実施されています。ちなみに次の5回目は12月末からです。

こちらはVR上のイベントという事で空間デザインも相当に凝っていて、単純に見に行くだけでも面白いです。コミックVケットはその同人誌即売会版というところですね。おそらく前々から話題としては上がっていて今回のコロナの件で「いっちょやってみるか!」となったんじゃないかなぁ、と。

場所はバーチャル秋葉原。実際の秋葉原モデリングして歩行者天国でブースを設置してる感じでした。なんだか久しぶりにアキバに来た感があってとても懐かしかったです。

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なんだか見おぼえのある感じですよね? とらのあなの元気な世界線は安心します。

ちなみに、コスプレスペースもありました。 f:id:pascal256:20200817132321p:plain

私は時間が合わずにイベントとかは見てないのですが、開会式とかトークショー?っぽいのはあったみたいですね。あと、VRChatの高画質版は人が多い時に入ると私のちょいツヨPC程度では重力に逆らえませんでしたw 人が少ない時間帯ならVRChatのQuest版やClusterなどでは普通にみれたので、高画質版どんだけ作り混んでるの!? という感じですね。

どういう本が買えたの?

即売会なのでどんな本が買えたの? というのは気になりますよね。以下が参加サークルの一覧です。

サークル一覧 | ComicVket

ブースもこんな感じでずらーっと並んだものが複数区画ありました。

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一通り見た感じでは1次創作がメインだけど2次創作も少なからずありました。あと、VRVtuberネタが何となく多かった気がしますね。これはプラットフォームの特性が大きいと思いますが、もしかしたら単に最近のイベントの傾向なのかも。ちょっとここ何年か行けてないのでわからず。。。

萌えな感じの作品も燃えな感じの作品も当然たくさんあったのですが、こういうカオスなラインナップもちゃんとあるのが夏の即売会という感じがしてとても好きですw

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というかトイレ研究会って阪大何やってんだ。。。 思わず買っちゃったじゃないかw

どういう感じで買えたの?

さて、気になる購入は? という事ですが基本は売り子さんの手渡しでは無く自動販売機方式です。

コミケなどの即売会と言えば売り子さんと話すのが楽しみという人も居ると思いますが、コミケなどと違って朝開いて夜に閉まるという分けでもないので24時間人間は活動出来ない以上仕方ないですね。私はタイミングが悪くて出会えてなかったですが、日中等なら作者さんなどがブースにいらっしゃった事もあるようなので、そのタイミングでなら会話できたと思えます。VRは空間を超越しますが、時間は越えられないので仕方ないですね。

ちなみに実際の作業としてはVR上で立ち読みして気に入ったらPCで買うという感じですね。 立読みは以下のようにVR上で行う事ができ、気に入ったら横のブラウザボタンを押します。

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ブラウザボタンを押すと「PC側の」ブラウザが立ち上がるのでそちらで購入をします。 購入はVケットのWebページ、Booth、とらのあなで実際の通販とサークルによって違います。この辺は急きょ開催という事もあってサークルが参加しやすい形にしたんでしょうね。

できれば将来的にはVR上でせめて購入まで完結してくれるとUX的に良いですねー。個人や有志では前払い型のポイントサービスを作るのは面倒ですがクレカならAPI叩くだけで良いものも多いですし、運営会社の

まとめ

正直、まだ粗削りなところはあると思います。特に購入体験の部分はVirtualCastと同じようにVRで完結してくれると非常に良いですね! 他にも権利周りの所とかも色々言われてるけど、この辺はおいおい整備何だろうな。

と、先に課題っぽいことを言っちゃいましたがこれは大きな第一歩だと思います! ミクランドとはまた別な方向性で面白かったですしね。

これから回を重ねるごとにレベルアップして参加者も増えてくるとVRで行われる定例イベントというよりもう一つの夏(あるいは冬)の定例イベントとして認知されるくらい育つと良いですね。

日本の深夜帯とかにアクセスすると外国人勢も結構居て、同人誌見ながら「oh, so cute...」とか言ってましたねw こういうボーダレスな参加が可能になるのはVRの魅力ですよね。あと、プラットフォームがVRChat以外もサポートしているのは良いですよね。ワールドのデザインとか複数対応はとても大変だと思いますが、この辺はUnityがある程度楽をさせてくれるのだろうか?

おもしろそうなので、今度は自分も出す側として参加してみたいなー。

それではHappy Hacking!

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