VTuber配信を始めるためのメモ
VTuberというかバ美肉してみようかな、と思ったけど最初は何から始めれば良いかわからなかったので備忘録がてらメモ。随時更新。
準備
アバター/3Dモデル準備
まずはアバター準備。セシル変身アプリがVRMを出力して自由に使えるし、VRChatやClusterでも使えるのお勧め。
VRoidとかも有名だけど「絵を描くように3Dモデルが簡単に描ける!」とある通り、絵を描く程度に難しいので私みたいに絵心無い人とか人生ゲームのキャラクターエディット見たいにパーツを選んでカスタムしたい人向けではないので注意。使いこなせる人にはとても良いツールなんだろうけど。
Vカツ
パーツ選び系のキャラクタエディットツール。高機能かつ多彩な感じでとてもいい。
難点はニコニコ立体にVRMをあげての利用になるので、5000円という値段はともかくVRChatなどVirtualCast以外の環境で使えない。。。 あと、2.0はどうなったんだろう?
セシル変身アプリ
パーツ選び系のキャラクタエディットツール。簡単にかわいいキャラクターが作れてVRMも出力できる神アプリ。
デザインのベースがロリ系に寄せてあるので、それ以外の造形を作ろうとすると結構センスがいるのかも? 継続して開発されていてカスタムできる部分も増えどんどん進化中
ニコニコ立体 & シードオンライン
VirtualCastで利用するためにはVRMはニコニコ立体かシードオンラインにアップロードする必要がある。Seed onlineでは他にもVCIで作られた小物やスタジオが無料ないしは有償で入手できる。
Booth
創作系、とくにVR関連では鉄板の販売サイト。いろんなギミックが仕込まれたアバターも販売してるので、気に入ったアバターを買うのも一般的。カスタム可能なものもある。
スタジオツール
アバターを動かす場所。VRChatのようなVR SNSから中継してる人も居るし、Clusterのようにより勉強会などイベント開催に向いたものもある(今はVR SNSとしても利用可)。
VirtualCast
特にニコニコ生放送と連携したツール。凸機能があるので他の人が配信に参加することもできる(#OFFには普通にできる)。
他にもYoutubeにも対応している。個人的にはVRスタジオ/VR SNSの中では一番UXがこなれていると思し、配信にも便利。リングメニューは素晴らしい。でも自分のスタジオを複数個もったり保存出来るともっと良いのだけど。。。
なお、アバターの追加方法はこちらを参照。
配信ツール
VirtualCast単体ではYoutubeやニコニコ生放送に配信が出来ないので、配信ソフトと組み合わせる必要がある。配信ソフト自体はVRとか特に関係無いのでWindowsやMacで動くソフトを選べばOK。
N-Air
OBSのカスタマイズ。ニコニコ動画に上げるのに便利な機能が付いてるのでニコニコで使うならこっちがお勧め。
OBS
Youtuber/VTuber問わずほとんどの人が使ってる配信ソフトの定番。シーン切り替えや複数のWindowの合成など何でもできる。ゲーム実況とかライブコーディングとか。
ボイスチェンジャー
バ美肉は最近は地声の人も多い(まあ、最古ののじゃロリおじもだが)けど、声を弄りたい時はソフトウェアボイスチェンジャーが便利。恋声とバ美声が有名。あと自分で変声してる両声類という人達もいる。すごい。
うちの構成はこんな感じ。
YAMAHA NETDUETTO
仮想サウンドデバイス。マイクやスピーカーのように振る舞う仮想デバイスでこいつをハブにしてマイク、ボイスチェンジャー、OBSやVirtualCastなどのソフトを繋ぐことが出来る。ボイスチェンジャーはNETDUETTOを出力先に指定することで、OBS/VirtualCastからみたらこいつがマイクなどの入力機器に見える。
バ美声
現在使用中。比較的低遅延なので歌とか歌わない限りは問題無く使えると思う。これより低遅延を求めるとたぶんハードウェアエンコーダー使う必要があると思われる。割と良い感じ。
RTX Voice
フリーで使えるノイズキャンセルツール。バ美声とも組み合わせて使えるのでお勧め。
配信について
配信のやり方やTips。正直自分は精進が全く足りない。。。
スライドの準備
自分の配信はプレゼンスタイルなのでスライドを使います。VirtualCastでスライドを作るには以下のホワイトボードを利用すると簡単に出来ます。
ただ、サーバに画像をアップロードする必要があるので、手前味噌ですがPDFやPPTXをアップロードすれば自動で画像に変換してURLをJOSN形式で返すサービスを作りました。VirtualCastでプレゼンをしたいときには便利だと思います。
配信待ち画面/シーン切り替え
Yotubeやニコニコ生放送では配信ボタンを押すと配信がすぐ開始されます。ただ、VirtualCastとニコニコ動画を接続しようとすると配信の後にバーチャルキャストを起動する必要があります。 その他にも単純に開始してから少し準備をしたい時とか、時間ピッタリに始めるけどある程度参加者が集まってから配信できるように少し早めに配信を開始したい事は良くあります。
そういうときに画面の連携を切っておくことも可能ですが真っ黒な画面を流しておいても味気ないので「シーン切り替え機能」を使って待ち受け画面を作ることが出来ます。
下記はOBSのやり方ですがN-Airでも手順は同じです。
BGM
待受け画面とかあるいは配信中にBGMを鳴らしたいこともあると思います。動画編集ツールで足したり配信ツールで足したりすることも出来ますが、一番簡単なのはシンプルにデスクトップで音楽プレイヤーを鳴らす事です。配信の著作権には要注意。
下記では多くのフリーBGMを公開されています。
また、あえてVR上で完結してみたいという欲求もあると思います。VirtualCastの場合は下記のVCIを使う事でVR上で音楽を再生してそのまま配信に乗せれます。
VRスタジオ内でも音が聞けてめっちゃ便利!
サムネイル
Youtubeとかに動画として挙げる時にはサムネイルがあった方がたぶんよい。作るのは簡単でお勧めは適当なシーンのスクリーンショットをとってそれをパワポに貼り付けて文字を乗せる。DTPとかちゃんとしたソフト使うべきだけど、私のようにセンス無い人はどうせ高度なこと出来ないからこれで十分。センスが欲しい。。。
動画編集
動画の前後の余計な待ち時間をカットしてトリミングしたり、長時間動画の切り抜きを作ったり、そもそもテロップ入れたいとかいろんな欲求も出てくるはず。簡単な処理はYotube上でアップロード後にも出来るけどとてもエンコードに時間がかかる。どうせ、VRする人は良い感じのGPU詰んでるのでPCでやった方が速いのでお勧め。
古き良きAviUtl や、検索したら良く出てくるFilmoraもあるけど簡単な事をしたいのならShotcatが便利だった。エンコードプロファイルに「Yotube」って項目もあるしね。QtベースだからLinuxなイメージがあるかもだけど普通にWindowsでもMacでも問題なく動作するしUIも普通の動画編集ソフトみたいな感じ。kdenliveも良さげだけどとりあえずShotcatを使用中。