電子書籍ストアのランキングを比較したよ[Book☆Walker, Kindle, Kobo]

ふと思い立って、電子書籍ストアのランキングを比較してみたら、それなりにカラーが違って面白かったのでブログにまとめてみる。

 

まずは、Book☆Walker。最近大合併したKADOKAWAの直轄ストアだけあって、やはり萌系が多い。

新刊や、アニメ化した作品がランキング反映されてる感じなので、わかりやすいですね。

一般書籍も売れてるとのことでしたが、ランキング見る限りはやはり消費者としてはアニメイト的な専門店の位置づけっぽいです。

Book☆Walker

1 ハイスクールD×D16 課外授業のデイウォーカー ¥600
2 週刊アスキー 2013年 10/29号 ¥350
3 新約 とある魔術の禁書目録(8) ¥683
4 週刊ファミ通 2013年10月31日号 ¥350
5 艦これ白書 -艦隊これくしょん オフィシャルブック- ¥1,995
6 東京レイヴンズ10 BEGINS/TEMPLE ¥600
7 艦隊これくしょん -艦これ- 鎮守府生活のすゝめ Vol.1 ¥600
8 おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!8 ¥600
9 落第騎士の英雄譚<キャバルリィ> 【電子特装版】 ¥473
10 ストライク・ザ・ブラッド1 聖者の右腕 ¥599
平均単価   ¥685

 

続いてKobo。文芸作品というか一般作品が多いですね。漫画ランキングとかも見てみたんですが、進撃の巨人が多かったです。同じ漫画というジャンルに絞っても、Book☆Walkerとは明らかに違う傾向ですね。

楽天Kobo

1 ロスジェネの逆襲 ¥1,200
2 キングダム 31 ¥368
3 マリアビートル ¥740
4 成功者に学ぶ時間術 ¥99
5 東京喰種トーキョーグール[JACK] ¥100
6 人生がときめく片づけの魔法 ¥762
7 あなたの仕事に革命を起こす!「つたえることリスト」 ¥100
8 オレたちバブル入行組 ¥690
9 宮本武蔵 完全版 ¥100
10 人類資金IV ¥525
平均単価   ¥468

 

KindleKoboと同じような傾向に見えますが、小説よりもビジネス書が多いですね。

なんとなく意識高い系?の社会人が使ってそうなラインナップですね。

Amazon Kindle

1 下半身で覚えるビジネス英会話-下ネタは世界の共通語!- (ビジネスファミ通) ¥95
2 ソニーをダメにした「普通」という病 ¥200
3 種まきガールズコレクション ¥300
4 宮本武蔵 完全版 ¥350
5 あなたの仕事に革命を起こす!「つたえることリスト」 ¥200
6 人類資金IV (講談社文庫) ¥525
7 仕事ができる人できない人 ―「あの人はできる!」と納得させる20のルール ¥200
8 しゃべれないあなたは悪くない! 英語力が伸びるホントの方法 ¥200
9 20代は勉強に狂いなさい! ¥300
10 30分で一流の仕事をマスターする方法 ¥200
平均単価   ¥257

 

参考までに紙の本を売ってる楽天ブックス楽天市場の利用者とかぶるせいか、主婦向けのラインナップが上位に来てます。

あとは、ジャンル無差別に入ってるので、傾向というほどはなく売れてるものが売れてるって感じですかね。

 

楽天ブックス(参考)

1 【バーゲン本】新干し野菜レシピ ¥480
2 ロスジェネの逆襲 ¥1,575
3 【予約】レシピブログmagazine Vol.1 ¥515
4 【予約】ポケットモンスター X・Y公式ガイドブック 完全ストーリー攻略ガイド ¥1,260
5 【予約】フェフェ2013-2014Winter fafa‘s Universe ¥1,680
6 オレたち花のバブル組 ¥690
7 【入荷予約】乃木坂派 ¥1,995
8 オレたちバブル入行組 ¥690
9 極北ラプソディ ¥735
10 艦これ白書 ¥1,995
平均単価   ¥1,162

 

比較したのはあくまでランキング内容で、売れてる絶対数は不明なので一概には言えませんが

Book☆Walker => 萌系の専門店としてオタク層が利用

Kindle => ビジネス書籍を購入するような層が利用

Kobo => 比較的広い範囲の層が利用

 

という傾向が言えるんじゃないでしょうか。たぶん。

あと、単価が圧倒的に違うのが特色だと思います。

紙を売ってる楽天ブックスは1,162円、ラノベ・コミックが中心のBook☆Walkerが685円、Koboが468円、Kindleにいたっては257円です。

KoboKindleは200円台も目立つのでそのせいでしょう。逆に言えば、萌え系は価格をそれなりに高くしても維持できるコンテンツと消費者の関係が気づけてるという話かもしれないです。

もともと、デジタルデータには慣れてる層でしょうし。Kindleが1強なイメージでしたが、売れてる価格比率を考えると、一人勝ちというほどでもなく、他社にも十分チャンスがある状態なのかなー、とおもいました。

 

それでは、Happy e-Book Life!